投資信託とは、初心者には難しい「投資」をプロにお願いすること【長期的な視点で】

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こんにちは、みっちゃんです。

本業の傍ら、マイペースにブログで情報発信しています。

先日、金融機関から「投資信託のご案内」のダイレクトメールが届きました。

「正直、投資信託(投信、ファンド)はよくわからない」
「お金を増やすには、節約しながら貯金していくのがベストじゃないの?」
「投資はギャンブル。リスクが大きすぎるのでは?」


そんな風に考えている方に。
投資初心者の私ですが、ちょっとまとめたので、是非どうぞ。

投資信託とは、初心者には難しい「投資」をプロにお願いすること

銀行は、みなさんがよくお世話になっている金融機関ですね。

仕事やアルバイトで稼いだお金を、銀行に預けたり、引き出したりして、日々の生活に使っていますよね。

これは「普通預金」という「資産運用」商品の一つです。
お金という “資産” を、銀行に預けて “運用” するということです。

資産運用の一つが「投資信託」です。

投資は、初心者にとってハードルが高い

「投資」と聞くと、どんなイメージをもちますか?

広辞苑によると「利益を得る目的で、事業に資金を投下すること」と説明されています。

利益を得るためには、「(短期的には)モノを安く買って高く売る」ことが大事だと思われがちです。

この投資を敬遠してしまう大きな理由が、「”モノが安いタイミング” や “モノを高く売れるタイミング” を予想するのは難しい」ことにあります。

また、投資に誤れば、せっかく稼いだお金が失われてしまう、ギャンブルのような面もあるので、初心者にとってはハードルが高くなっています。

そもそも(積立)投資がうまくいったかどうかは、「価格」だけでは評価することはできません。「価格」と「量」で評価することが重要です。

(投資の成績)=(価格)×(量)

詳しくは
田中唯「コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす」KADOKAWA

預金(貯金)することで、お金が増やせるわけではない

みなさんは、銀行に預けたお金が、預けているだけで増えた経験はありますか?

実は、銀行にお金を預けておくと、自動的に「利息」というお金が発生して、預けたお金が増えていくのですが、その額はわずかなのが現実です。

仮に、100万円を1年間銀行に預けても、当然ですが、1万円も増えません。

一方で、モノやサービスの価格は、簡単に高くなったり、安くなったりします。

つまり、いま100万円で買えるモノが、10年後も100万円で買える保証はないのですが、貯金しているお金は100万円でほぼ変わらないのです。

そうなると、お金を増やすという目的で、預金がベスト、とは言えなくなってきます。

難しければ、プロに任せましょう

投資は、初心者にとってはハードルが高いので、プロに任せてみませんか?

というのが、「投資信託」という金融商品です。

投資信託基本
① 個人(投資家)がお金をプロに預ける
② プロがさまざまな投資(株式投資、不動産投資、海外市場など)を行う
③ 投資で得られた利益を個人に返す


もちろん、プロにお願いするわけなので、それなりの手数料が必要になります。

難しい投資を自分でやることで “手数料” を節約するか、プロに任せて “時間” を節約するか、といったところです。

とはいえ、プロだからといって、”モノが安いタイミング” や “モノを高く売れるタイミング” を正しく予想することは不可能ですので注意してください。

また、プロを名乗るアマチュアも少なからず存在することも注意です。

つまり、プロに任せる前に、投資の基本的な考え方や戦略は、最低限理解しておくことが大事です。

日本の主要銀行の「投資信託」
・三菱UFJ銀行 → https://www.bk.mufg.jp/tameru/toushin/index.html
・三井住友銀行 → https://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/
・みずほ銀行 → https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/fund/index.html

騙されないためにも投資の基本は理解しておきましょう

イギリスのことわざに、次のようなものがあります。

「Don’t put all your eggs in one basket.」

直訳すると、「一つのカゴに、あなたの全ての卵を入れるのを止めなさい」となります。

なぜなら、そのカゴをもし落としてしまったら、せっかくの卵がすべて割れてしまうかもしれないからです。

そうならないように、「いくつかのカゴに、卵を分けて入れる」のがベストです。


この考え方は、「投資のリスク分散」につながります。

つまり、投資に失敗してしまうリスクを減らすための戦略をとることが大事になります。

投資の基本① 投資先を分散させる

一言で投資といっても、どのようなモノに資産を投げるかどうかはさまざまです。

有名な投資先といえば、「株式」「不動産」「貴金属」「債券」などです。

投資するときには、手持ちの資産を株式に100%投げるのではなく、株式に50%、不動産に50%投げるといったように、分けて投資するのが基本になります。

また、どの国のモノに資産を投げるかどうかも重要です。

株式に投資するときにも、日本の株式だけではなく、アメリカの株式にも投資するといったように、分散させるのが大事です。

投資の基本② 投資時期を分散させる

投資とギャンブルの違いは、投資では「(過度に)予想しない」ということです。

ベストな買い時や売り時はプロでもわからない、という前提で、さまざまな時期に定期的に投資することが大事です。

結果的に、長期的にみた時に、全体的なリスクを減らしていくことができます。

投資の基本③ 短期的な損益で一喜一憂しない

モノの価値というのは、常に変化していきます。

もちろん、一時的に利益が生まれることもありますが、同じように、一時的に損が生まれることもあります。

投資する場合には、長期的に、数年間、投資を続けることを大事にしましょう。


ということで、投資信託についてまとめてみました。


「正直、投資信託(投信、ファンド)はよくわからない」
わからないことはプロに任せることも考えましょう。

「お金を増やすには、節約しながら貯金していくのがベストじゃないの?」
今と未来で、モノの値段が同じである保証はないので、貯金がベストとはいえません。

「投資はギャンブル。リスクが大きすぎるのでは?」
投資はギャンブルではありません。長期的に見てリスクを少なくすることができます。


将来のためにお金を増やしたいのであれば、ある程度のリスクは避けられません。

正しい情報を集めて、資産を運用していきましょう!

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